ある有名な会社の異物混入対応の「回収の決断、消費者への周知、混入原因の解明および解決」が早く、消費者の信頼を勝ち取りました。食品の安全管理が厳しく求められる時代、問われるのは、企業の姿勢であることを学びました。
前回まで、「後悔しないように、今の仕事をやりつくす」というお話をしました。戻れない時にとらわれず、今の仕事に没頭することこそが、きっと大切なのだと思います。食品安全管理に携わる皆様、マネジメントに悩んでも、これが「現在の自分の道」と思って頑張っていただきたいと思います。
「人は補ない(おぎない)あって生きていくもの」です。いくら仕事ができても、独りでは職場を回していけません。仕事ができなくても、あなたの話に耳を傾ける人は、周りの人との関係を円滑にしてくれる人かも知れません。考えると受け入れられる人の幅が広がるかも知れません。
リーダーの方は大変な毎日だと思いますが、やりがいのある仕事に就ける人は少ないです。力みすぎはよくないですが、今の仕事をやりつくせたら幸せだと思います。