対策を立てる時は、問題の上流をたどるということ、対策の目的を見失わないことの2点が大切です。
「問題の上流をたどる」とは、問題を解決するよりも、その問題が起こらないようにすることです。
日本人にはアイデンティティがないといわれますが、災害時でも、日本人は秩序を保ち、助け合い、世界から絶賛されます。この日本人らしさこそが、アイデンティティであり、日本人の「力の発揮の仕方」と思います。
先週の続きです。日本人は先祖を敬い、心のよりどころとしてきました。よって、会社の商品の大切さ、会社の先輩が商品を大切に思って来たことを、作業従事者に伝えることができたら、作業従事者は、会社の商品を大切に思い、衛生管理のルールも守るようになる可能性があります。
卓球の早田ひな選手の「生きていることを、そして自分が卓球を当たり前にできていることが当たり前じゃないと感じたい」との発言に、もともと日本人は、先祖や先祖の努力に思いを馳せ、その想いを力に変えて、頑張ってきたことを思い出しました。