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衛生管理コラム

第101話 食品衛生7Sを考える①

ペストマネジメント

「一般的衛生管理をきっちりおこなうように」という前に、
「一般的衛生管理をおこないやすい環境を整える」様にしないといけないとお話ししました。

一般的衛生管理でもっとも大切なことが、食品衛生7Sです。
しかし、勉強会で訪問した際、食品衛生7Sができていない工場が多いことに驚きます。
おどろくことに、ISO22000やFSC22000を取得していても、食品衛生7Sができていない工場があります。
それどころか、整理と整頓の違いが分からない工場もあります。

HACCPが義務化されても、FSMSを取得しても、食品衛生7Sが分からない工場がありました。
お金をもらって、認証だけ取らせるコンサルタントがいるのでしょうか?
食品衛生7Sができていないことを、見抜けない監査がいるのでしょうか?
一般的衛生管理プログラムの大切さが理解されず、認証の形だけ整っていく。
とても良くない状況で、考えさせられます。

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