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衛生管理コラム

第14話 HACCP/FSMS対応ペストマネージメントとは⑧ 文章化の重要性

ペストマネジメント

第13話で、HACCP/FSMS対応ペストマネージメントは、製造現場を全体的にとらえ、問題を洗い出し優先度をつけ、防虫対策全体をえがき、実行しやすくします。とお話しました。
第14話では、今までの課程を文章化することの重要性についてお話します。

文章化するとは、見える化するということです。

防虫対策全体、およびその立案過程を見える化することには、2つの利点があります。
①自分もしくは防虫対策スタッフの頭の中を、くっきりとまとめることができること。
※まとめることによって、内容がよりはっきりと分かります。
②第三者にも見えるようになることです。
さらに第三者にも見えるようにすることによって3つの利点が得られます。
1つ目、防虫対策スタッフ以外にも、対策全体が見えるようになり、ルールを守ってもらいやすくなる。
2つ目、対策の必要性が客観的に判断できるので、予算化しやすくなる。
3つ目、社外の人にも見てもらえるため、監査対応しやすくなる。

HACCP/FSMS対応ペストマネージメントにおいては、文章化はとても大切です。
文章化し、第三者に見えるようにして、はじめて役に立つといっても過言ではありません。

文章化というと、多くの人が苦手意識を持ち、構えてしまいますが、やったことを順序だてて記載するだけです。
はじめは、箇条書きでもまったく構いません。
※そのためには、順序通り、防虫対策の全体像を描く必要があります。

ぜひ、苦手意識を捨て、取り組んでください。

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