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衛生管理コラム

第31話 HACCP/FSMS対応ペストマネージメントのモニタリング⑪ モニタリング結果を図面で表す大切さ

ペストマネジメント

HACCP/FSMS対応ペストマネージメントにおけるモニタリングの目的は、環境状況を把握することです。
環境状況の把握をために、モニタリング結果を図面上に載せることは、極めて有効です。
理由は大きく2つあります。

①異物混入は、製造ライン(製造過程)で起こるからです。
製造ライン(製造工程)と、モニタリング結果(円グラフ)を同時に記載することで、異物混入の起こりやすさが、一目で分かります。
危険度を客観的に判断できます。
どこから改善すべきかが、見えてきます。

②工場全体の傾向がつかめることです。
図面に、捕獲数によって大きさを変えた、円グラフで表していきます。
捕獲状況(問題の内容)、捕獲数の多さ(問題の深刻さ)、場所が一目で分かりるようにします。
一箇所だけのデーターでなく、工場全体の状態が把握できます。
ライトトラップの結果だけでなく、粘着トラップの結果も、同じように円グラフで表すと、さらに傾向がつかめます。

文章だけですと伝わりにくいですが、一度、結果図を見ると、その効果に驚くと思います。
どんなに手間がかかっても、大切なお客様には、図面に落として提出する。
こだわりがご理解いただけると思います。

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