衛生管理コラム
第35話 HACCP/FSMS対応ペストマネージメントのモニタリング⑮ 好ましくないモニタリング結果への対応①
ペストマネジメント
モニタリングにおいて、好ましくない結果が出た場合の対応は大切です。
多くの場合、対策が正しいと思い込み、対策に固執してしまう傾向にあります。
最初に決めた対策ができていないから、虫が減らない。
そのため、結果が良くない対策は、「対策を徹底するように」となるわけです。
これでは、工場従事者のせいにしているだけで、根本解決になりません。
まずは、現在の対策が、適切かどうかを確認する必要があります。
対策を決めているのに、モニタリング結果が悪い場合は、次の3点のことが考えられます。
①対策実行が困難。
対策を実行するのが大変であったり、面倒くさかったりで、結果的におこなわれない。
②対策自体が不可能(排水溝自体の清掃が無理など)
実際におこなってみると、対策が不可能である。
③他に問題がある
対策をおこない、問題は解決されているが、他に同様な問題がある。
まずは、今の対策が、これらに当てはまらないか、確認してみてください。
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