衛生管理コラム
第46話 「仕組みを作り込む」で考える、電話の切り方
その他
「仕組みを作り込む」ということを考えると、いろいろなことが思い浮かびます。
もっとも身近な例の一つとして、電話のかけ方についてお話します。
「電話をかける」という行動も、一つの仕組みと考えることができます。
初めの挨拶×話す内容×内容の確認×終わりの挨拶です。
話す内容については、「最初に目的を述べるか後から述べるか」、「話す主題はいくつにするか」など、いろいろ考えることがあります。
電話をかける行為も、仕組みで考えると、いろいろ改善があるのですが、
最初に気をつけていて、もう癖になったことの一つに、お辞儀しながら電話を切るというのがあります。
昔、電話を切る時、お辞儀をする上司を見て、相手は見ていないのにと思ったことがあります。
しかし、ある時気がつきました。
相手にお辞儀をする姿は見えませんが、お辞儀をしながら声を出すと、気道が曲がり、声が変わります。
それで、相手には、お辞儀をしていることが分かります。
正確に言えば、「分かる」というより、「どことなく感じる」という方が正しいですが。
かけた電話が楽しいと嬉しくなります。
相手の方から、優しい言葉をもらったり、気遣われたり、応援されたりしたら、感謝します。
感謝して、思わず、お辞儀をしてしまいます。
自然に出る、ささいな動作ですが、相手に気持ちが伝わると思います。
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