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衛生管理コラム

第48話 「工夫されないペストマネジメント例」① 第三者に自社の防虫対策を説明できない。

ペストマネジメント

第46、47話で、 「HACCP/FSMS対応ペストマネジメントでないと・・・」と題して、なぜ、HACCP、FSMSに対応したペストマネジメントが必要かを、考えて来ました。
第48~53話では、実際におこなわれている、工夫されないペストマネジメント例について、お話します。

第三者に自社の防虫対策を説明できない。
工場の防虫対策が、「工場の防虫対策を全体的にとらえ、製造ラインを守る仕組み」になっていません。
仕組みとしてまとめられていないため、第三者に説明できないのですが、もっといえば考えとしてまとまっていません。

「第6話.HACCP/FSMSの優れている点②」でお話しましたように、HACCPの優れた点は、手順通りやれば作り上げることができ、それをそのまま分かりやすく表すことができることです。
分かりやすく記録し、第三者に説明できるようにすることはとても大切です。

分かりやすく表すことができれば、社内で情報共有できますし、規則/ルール徹底の指導がしやすくなります。
監査でも仕組みや運営状況を説明しやすくなります。
分かりやすいとは、目的が明確であり、理路整然としており、簡単なことです。

しっかり「工場の防虫対策を全体的にとらえ、製造ラインを守る仕組み」を作りましょう。

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