衛生管理コラム
第50話 「作り込まれた仕組み」と「最小限の仕組み」での運用を考える
よりよい組織作りのために
前話で「作り込まれた仕組みでは運用が楽になり、絞り込まれた仕組みでは、運用が大変になり、組織力が必要になる」とお話しました。
それでは、「ハードを充実さえすれば、従事者の指導は必要なくなるのか」と疑問が残りますが、答えはNoです。
ハードに頼ると、万が一ハードが故障した時に、対策や運用が大きく乱れることになります。
ハードが充実していたとしても、侵入してくる虫の対策を、従事者は意識した方が良いです。
望ましい前室対策のあり方は次の通りです。
仕組みを作り込んでハードが充実していても、従事者には侵入してくる虫対策を説明し、前室の仕組みを理解してもらった上で、正しく使ってもらいます。
最小限での仕組みの場合、従事者に侵入してくる虫対策を説明し、ハードで補えない部分のルールを説明し、ルール遵守の協力を求め、徐々にハードを充実させるようにします。
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