衛生管理コラム
第53話 検証能力について① 情報があふれる時代に必要とされる検証能力
よりよい組織作りのために
第52話で考えることの大切さをお話しました。
第53~57話では、考えた後におこなう、検証についてお話したいと思います。
インターネットが表れて、身の回りの情報量が、桁違いに増えました。
「桁違い」という言葉さえも、薄っぺらに感じられるほどです。
誰もが、情報を得やすくなると同時に、情報を発信しやすくなりました。
そうすると、「情報の信憑性」が気になります。
昔は、情報は、書籍などの資料からのみ得ていました。
そのため、どれだけ資料を持っているか、どれだけ資料に目を通しているかで、知識量が決まっていました。
そして、この情報は、どの先生のどの書物からと、出典が明確になっていました。
情報発信が誰でもできるようになった、ネットの世界ではどうでしょうか?
情報量が多くなった分、玉石混淆(玉石混合は間違い)となってしまいました。
玉石混淆とは、良いものと悪いもの、優れたものと劣ったものが入り混じった状態をいいます。
そこで必要になってくるのが、検証能力です。
検証とは、しっかり調べて事実を確認すること、および、その確認のために行う作業のことです(Weblio 辞書)。
この情報があふれる時代、検証能力を身につけること、情報を検証することは、とても大切です。
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