衛生管理コラム
第59話 HACCPが改訂された?①
ペストマネジメント
2020年9月24日から10月にかけて開催されたコーデックス総会で、
Codexの「食品衛生の一般原則(CAC/RCP 1-1969)およびHACCP付属文書」の改訂が最終採択されました。
17年ぶりの改訂だそうです。
通常HACCPだけが話題に上がりますが、HACCPは「食品衛生の一般原則」の一部として存在します。
一般原則の中には、日本の一般的衛生管理に当たる、GHP(適正衛生規範:Good Hygiene Practice)などが含まれます。
改訂されても、基本的には、管理に関して影響をあたえる、大きな変更はなさそうです。
コロナ禍が落ち着くと、いろいろな参考資料が出てきたり、勉強会がおこなわれたりするかも知れません。
基本的には大きな変更はないとしながらも、いくつか白石が気になった点を、何回かに分けお話したいと思います。
これは、白石が気になった点であるため、重要な点が抜けていたり、重要でないのに細かすぎたりしている可能性があることを、ご理解の上、おつきあいください。
特に、気になった3点
①ハザード分析が重要である。とされていること。
②GHP(適正衛生規範)は全て必要としながら、より厳密な注意が必要なGHPを特定し、厳しく管理する。とされていること。
③ハザードはより具体的にすべき(例 金属片だけでなく、切断後の壊れたブレード由来の金属異物の混入のように、汚染源や発生理由も記述する)とあること。
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