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衛生管理コラム

第73話 HACCP/FSMS対応ペストマネジメントにおける異物管理②

ペストマネジメント

製造ラインを中心に管理すべき、もっともよい例は、硬質異物混入防止管理です。
HACCPでは、物理的危害要因として、金属異物の管理が日常化されています。

その様な中、硬質異物としたのには、二つの理由があります。
一つ目は、金属以外でも、口に入れば危険な硬質異物があること。
二つ目は、金属異物に限定してしまうと、金属探知機に頼ってしまうためです。

実際の管理を考えます。
製造工程に沿って、劣化しそうな硬質異物(特に金属異物)をチェックします。
特に、一連の機械として存在する製造ラインには注意してください。
チェックした硬質異物を、頻度を決め点検し、劣化が進んだら交換します。

この点検がしっかりおこなわれれば、金属探知機は要らないとさえ思っています。
金属探知機を過信して、日常の点検がおろそかになるなら、金属探知機はむしろない方がよいのかも知れません。
金属だけでなく、硬質異物全般の管理をしっかりやる方が大切と考えます。

是非、製造工程(製造ライン)を中心に、硬質異物を管理する方法、実践してみてください。

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