衛生管理コラム
第87話 対策をうまく回すには、働く人(対策を使う人)のことを考えること
ペストマネジメント
第86話で手洗いについてお話ししましたので、さらに手洗いについてのお話を2つ。
従事者に衛生管理のルールを守ってもらうには、従事者が使いやすいようにすることが大切です。
分かりやすい例としては、冬季にお湯が出るようにするとか、手指消毒に手荒れを防ぐ成分を入れるとかです。
そして、そのことを説明して、安心して使ってもらえるようにします。
令和3年6月からの食品衛生法改正で、手洗い設備の水栓の基準が変わりました。
調理場内の手洗い設備は、「洗浄後の手指の再汚染が防止できる構造であること」が新たに設けられました。
手指の再汚染が防止できる構造とは、具体的には、レバー式、センサー式、足踏み式、プッシュ式などです。
手指洗浄後に蛇口ノブを握ったり触れたりせずに水を止められるものです。
これも、従事者が使いやすいようにした例です。
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