TOP
衛生管理コラム

第48話 リーダーとして人を信じる

マネジメントのヒント

阿倍元総理が亡くなられて、2年が過ぎました(2024年7月15日執筆時)
先日、YouTubeを見ていると、安倍元総理が
「近頃の若者は利己主義というが、誰かのために働きたい人もたくさんいる」
と話していた。と言っていました。

テレビのインタビューや、ドラマを見ていると、利己主義な若者が多いように感じます。
「自分らしさを大切にする」を拡大解釈した「個人主義」教育がされた若者達

しかし、災害が起こると、多くの若者が「何かできないか」とボランティアに参加します。
くもりなき目で見ると、別の風景が見えてきます。

一国のリーダーですから、楽観主義はいけません。
しかし、いろいろな姿を見ようとする姿勢、人を信じる姿勢も大切にしたいものです。

食品工場の現場でも同じです。
「皆がルールを守る」という楽観視は駄目ですが、
「皆がルールを守る」職場は作れると信じて行動することは大切です。

最新の衛生管理コラム 6件

マネジメントのヒント
第53話 日本人のアイデンティティに目を向ける 第二次世界大戦後、日本は教育界やマスコミによって、自虐史観を植え付けられて来ました。 日本の歴史の負の部分をことさら強調されたり、時にはありもしないことをでっち上げたりされて来ました。 …続き
マネジメントのヒント
第52話 先祖に思いをはせる気持ちから衛生管理を考える 先週に引き続き、先祖に思いをはせる日本人について考えます。 日本人は、無宗教と言われることがあります。 しかし、初詣や七五三など、神社との結びつきは強いです。 そして何より、両親や祖…続き
マネジメントのヒント
第51話 想いを力に変える パリ五輪の卓球女子シングルスで銅、団体で銀メダルを獲得した早田ひな選手が 「鹿児島の特攻資料館に行きたい」と発言し、多くの著名人が絶賛しました。 「生きていることを、そして自分が卓球を…続き
マネジメントのヒント
第50話 車の譲りあい 前話に続き、日本人の良さを考えたいと思います。 海外と日本の交通事情を比較して、いつも思うのは、 車の譲りあいの素晴らしさです。 脇道から車が出てきている時は、交互に譲ります。 そ…続き
マネジメントのヒント
第49話 人を尊ぶ心 人を信じるには、「人は信じられる」という確信が必要です。 それには、日本人の良さを日頃から感じることが大切と思います。 これから数話に渡って、日本人の良さを考えたいと思います。 東日…続き
マネジメントのヒント
第47話 時間を有効に使う 会議のあり方⑤ 時間を有効に使うというお話をしてきた最後に、時間に対する考え方で知った「価値観」の話をしたいと思います。 ある会社で、社員が口にした言葉で、考えさせられたことがあります。 「(ある…続き