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衛生管理コラム

第51話 想いを力に変える

マネジメントのヒント

パリ五輪の卓球女子シングルスで銅、団体で銀メダルを獲得した早田ひな選手が
「鹿児島の特攻資料館に行きたい」と発言し、多くの著名人が絶賛しました。

「生きていることを、そして自分が卓球を当たり前にできていることが当たり前じゃないと感じたい」とのことです。
特攻隊員だけでなく、先の戦争で亡くなった方々だけでなく、先祖の努力があって、今の時代があります。

今、生きていることを当たり前とすることなく、先祖、先祖の努力に思いを馳せることで、
一人だけで頑張るより、より強い自分を発揮できることもあると信じます。

24歳の早田選手のこの発言は、年配者に「まだまだ日本も捨てたものではない」と希望を与え、
同年代の若者に、特攻史料館の存在を知らせ、先祖に思いを馳せる大切さに気づくきっかけをくれました。
早田ひな選手の発言に感謝が絶えません。

もともと日本人は、先祖に思いを馳せ、その想いを力に変えて、頑張ってきました。
話は飛躍しますが、この想いは、品質保証活動にも活かすことができると考えています。

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