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第52話 先祖に思いをはせる気持ちから衛生管理を考える

マネジメントのヒント

先週に引き続き、先祖に思いをはせる日本人について考えます。
日本人は、無宗教と言われることがあります。
しかし、初詣や七五三など、神社との結びつきは強いです。

そして何より、両親や祖父母への感謝が強く、亡くなった後はお墓やご仏壇に手を合わせます。
この時、故人を思いだすだけでなく、「お守りください」や「~ように頑張ります」と、願いや誓いをする人も多いはずです。
「あの時○○に守られた」「私は○○に守られている」と両親や祖父母、或いは先祖に感謝する人もいます。

日本人は神様や先祖を身近なものとして、敬い、心のよりどころとして生活してきました。
神様を身近に感じるからこそ、道徳心にたけ、人に優しくなれるのだと思います。

ならば、会社の商品の大切さ、会社の先輩が商品を大切に思って来たことを伝えることができたら、
作業従事者は、会社の商品を大切に思うのではないでしょうか?

作業従事者への会社の説明をする時、ただ会社の商品を伝えるだけでなく、
商品に対する創業者の思い、先輩の努力など、どれだけ商品を大切にして来たかを伝えることで、
作業従事者の、商品への愛着を高めることができるはずです。

作業従事者が、会社の商品を大切に思うようになれば、衛生管理のルールも守るようになります。
取り組んでみる価値があると思います。

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