第57話　行き詰まった時に思い出したい言葉③

補える（おぎなえる）関係
TVアニメで「人は補ない（おぎない）あって生きていくもの」と言っていました。
主人公の駄目大学生が、理想の彼女と知り合い、好きになり、やがて結ばれていく内容で、
その中で、理想の彼女が、その祖母に言われた言葉です。

「人は補ない（おぎない）あって生きていく。
あなたは、清楚で優しくて努力家で・・・と褒めた後、彼は甘えた所も弱い所もあるけど、
彼ほど、あなたにふさわしい人はいない」
と話します。

いくら仕事ができても、ミスをすることがなくても、独りでは職場を回していけません。
皆が皆、仕事のことだけ考えられるわけでもありません。
仕事、仕事とだけ、言っていたら浮いてしまうかも知れません。

ならば、仕事ができなくても、あなたのいうことを聞いてくれる人、
あなたに相談に来る人、あなたを慕ってくれる人は、
あなたのオーバー気味のやる気を緩和し、周りの人との関係を円滑にしてくれる
つい頑張りすぎてしまった時、あなたが周りから浮かないように、補ってくれる人かも知れません。
そう、考えると、受け入れられる人の幅が広がるかも知れません。

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