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衛生管理コラム

第2話 まずは自分から

よりよい組織作りのために

職場において、リーダーはとても大切です。
皆に、信頼されるリーダーがいる職場は、雰囲気がいきいきしています。
では、信頼されるリーダーとはいったいどんなタイプなのか?
仕事ができて一目おかれるリーダー、気づかいを忘れない優しいリーダー、けじめを忘れない厳しいリーダー
どのタイプというより、いろいろな側面をもったリーダーでしょう。

まちがいないのは、常に組織のことを考え、自らを律しなければいけないことです。

「自分は変えられるけど、他人は変えられない」という言葉があります。
まずは、自分から変わって、周りの環境を変えようということです。
従事者の行動を変えて、ルールを守る組織を作るにおいても、まず自分が変わることです。
その覚悟を持って、行動しなければいけません。

このコラムでは、よりよい組織作りについて考えたいと思っています。

今回は、工場の管理者にとって、もっとも大切なことをお伝えします。
それは、「ルールを守るリーダー」になることです。

工場入場時、忙しいからと、リーダーが粘着ローラーがけや手洗いの手をぬいたらどうでしょうか?
急いでいるからと、動線ルールをやぶったらどうでしょうか?
その様子を見た従事者は、
「リーダーがルールを守らないのだから、自分達も少しぐらいルールをやぶっていいよな」
という気持ちになります。必ずなります。
まずは、どんな時も、必ずルールを守るリーダーになってください。

また自分より立場が上の方にも、そのことを伝え、必ず守ってもらうようにしてください。
「どんな時も必ずルールを守る」、まずはその文化を根付かせましょう。

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