衛生管理コラム
第2話 なぜモニタリングをするか?
その他
害虫管理は、モニタリングが必須です。
害虫管理でいうモニタリングとは、定期的におこなう昆虫調査です。
なんのためにおこなうのか?
それは、施設内の環境を客観的に知るためです。
ライトトラップで捕獲された虫を、外から入ってくる虫、湿潤環境から局所的に発生するコバエ(内部発生する可能性のあるコバエ)、粉やカビから発生する可能性のある虫などのタイプに分けます。
どのタイプが多いかによって、問題の内容が、どのくらい多いかによって、問題の深刻度が分かります。
歩行性粘着トラップや、フェロモントラップでの調査も、同じ考え方です。
モニタリングでは、2つの工夫が必要です。
それは、
① 工場内の環境を把握できるように、トラップを配置する。
② 調査結果を、見やすくする(一目で環境が分かるように工夫する)。
の2点です。
どんな工夫が必要かは、ペストマネージメントコラムでお話します。
第3話は、少し脱線して、モニタリングのルーツ、川のモニタリングについてお話します。
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