衛生管理コラム
第8話 HACCP/FSMS対応ペストマネージメントとは② 製造現場を全体的にとらえる
ペストマネジメント
第7話で、HACCP/FSMS対応ペストマネージメントの概略をお話しました。
HACCP/FSMS対応ペストマネージメントでは、製造現場を全体的にとらえ、効果的な仕組み(防虫計画)をつくり、分かりやすく表し、運営していきます。
「製品に虫を混入させない仕組み」を作るためには、製造現場を全体的にとらえることが大切です。
「製造現場を全体的にとらえる」ために、次の2つのことをおこないます。
1.製造ラインの危険箇所(異物混入が起こる可能性があるのか)の確認。
2.製造施設の問題箇所(どこから虫が侵入するか/発生するか)の確認。
虫の異物混入は、製造施設の問題箇所から侵入した/発生した虫が、製造ラインの危険箇所で、製品に混入することでおこります。
そのため、製造ラインの危険箇所と製造施設の問題箇所、両方を押さえることが、必須となります。
実際に現場に出て確認して、図面に落として、全体的に把握することが大切です。
第9話 製造ラインの危険箇所の確認についてお話します。
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