衛生管理コラム
第9話 HACCP/FSMS対応ペストマネージメントとは③ 製造ラインの危険箇所の確認
ペストマネジメント
製造ラインの危険箇所とは、異物混入が起こる可能性がある所です。
第9話では、製造ライン(製造工程)の危険箇所確認の仕方についてお話します。
製造工程とは、原料の仕入れから、製品出荷までです。
おこなうことはHACCPの手順4(製造工程一覧図の作成)と手順5(製造工程一覧図の現場確認)です。
ペストマネージメントだけでなく、HACCPにとっても、異物混入対策にとっても、現場を確認し、問題点/改善点を洗い出す、もっとも大切な手順です。
ア)製造工程一覧図を作成します。
これはHACCPで作成したものをご使用ください。
イ)現場に出る前に、製造工程を、工場図面に落とします。
製造ラインを記載し、製造工程も作業場(作業名を記載してください)として表していきます。
※図面は詳しいものが理想です。
縮尺比率があっているのはもちろん、シャッターやドアの種類なども記載します。
排水溝や排水ますなども記載します。
ウ)製造工程を落とし込んだ図面を、現場で確認していきます。
図面に、危険箇所を記載(色づけ)していきます。
※製造ライン危険箇所
製造ラインの危険箇所とは、製品に異物が混入する可能性のある箇所です。
具体的には、製品がはだかで流れている箇所です。
第10話では、製造ラインの危険箇所について考察します。
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