衛生管理コラム
第15話 3つの思い込みを捨てるということ
よりよい組織作りのために
第3話より、3つの思い込みについて、お話をしてきました。
3つの思い込みとは、「従事者はやる気がある」,「人は考えてうごく」,「言葉は通じる」でした。
これらの思い込みがあると、人に期待してしまいます。
もちろん、期待することは悪いことではありません。
しかし、従事者との人間関係ができていない、白紙の状態で期待するのは無理があります。
全ての人に、「やる気を持つこと」、「考えて動くこと」、「注意して聴き、言葉をつくすこと」を強いることになるからです。
最初から人に期待するのでなく、少しずつ期待できるチームを作っていくことが大切です。
3つの思い込みを捨てれば、人に失望することが、ほとんど無くなります。
従事者が期待通りに動かなくても、残念に思うことなく、落ち着いて、指導できます。
従事者が期待以上のことをすれば、嬉しくなり、自然と褒めることができます。
従業員を褒めることが増えれば、チームが明るくなり、リーダー自体の気持ちもよくなります。
リーダーの心の健康も、大切なことです。
リーダーを悩ませる3つの思い込みは、裏を返すと、従事者のパフォーマンスをあげる、3つの指針です。
従事者のやる気を引き出し、細かなことまで気づき考える癖をつけ、従事者と良好な関係を築き、会話できるようになれば、仕事はとても上手くいくようになります。
ぜひ、3つの思い込みを意識してみてください。
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