TOP
衛生管理コラム

第17話 力を発揮するために、捨てなければならない2つの思い込み

よりよい組織作りのために

第3~16話で、3つの思い込みと、3つの思い込みを超える方法についてお話しました。
第17話からは、力を発揮するために、捨てなければならない2つの思い込みについてお話します。

捨てなければならないのは、自分に対する思い込みと、組織に対する思い込みです。
それは、「人の能力には限界がある」という思い込みと、「欧米は日本より優れる」という思い込みです。

最初は、自分に対する思い込みについてお話します。
もともと、人には、無限の力がそなわっています。
しかし、その力の多くは、他の人からあたえられた思い込みによって、制限されてしまいます。

他の人からの思い込みとは、「学生時代、成績は大したことなかった」とか、「昔から、マイペースだった」とか、「他人の話を聞かなかった」とかです。
人は、言われ続けると、「自分は○○かな」と思い込んで、しまうことがあります。
昔から言われていることだけでなく、ふと言われた思いがけないことに、とらわれたりすることもあります。

その思い込みを捨てることによって、本来の力を発揮できるようになります。

来週、第18話からは、捨てるべき2つの思い込みについて、お話していきます。
この一週間、ぜひ、2つの思い込みについて、「あなた自身が思い込みをもっているか」など、考えてみてください。

最新の衛生管理コラム 6件

マネジメントのヒント
第58話 戻れない時にとらわれず・・・ 前回まで、「人の一生は短い。後悔はせんように」 「今の仕事をやりつくそう」というお話をしました。 大学時代は、研究者として、大学に残るのが夢でした。 「目標」でなく「夢」という当たり…続き
マネジメントのヒント
第57話 行き詰まった時に思い出したい言葉③ 補える(おぎなえる)関係 TVアニメで「人は補ない(おぎない)あって生きていくもの」と言っていました。 主人公の駄目大学生が、理想の彼女と知り合い、好きになり、やがて結ばれていく内容で、 …続き
マネジメントのヒント
第56話 行き詰まった時に思い出したい言葉② 同じくNHK連続ドラマ小説の一場面。 植物学雑誌創刊に向けて、主人公の万太郎の部屋に友人が集まり、 論文を書こうとしても、筆が進まず、うだうだやっている学生をよそに、 万太郎は植物のスケ…続き
マネジメントのヒント
第55話 行き詰まった時に思い出したい言葉① 先日、NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」で、印象に残るシーンがありました。 それは、主人公の万太郎が、植物学を追究するか迷っていた時、 「ジョン万次郎」こと中濱万次郎が、自身の経験を…続き
ペストマネジメント
第103話 人は理解しないと動けない 前話で食品衛生7Sについてお話ししました。 食品安全ネットワークによって、はじめて分かりやすく解釈され、提唱さたた食品衛生7S それまでは、整理、整頓、清掃、清潔、躾(しつけ)と、ただ5つ…続き
ペストマネジメント
第102話 食品衛生7Sを考える② 食品衛生においては、清潔な環境が最終的な目的になります。 その清潔を、実現するための行程を表しものが、食品衛生7Sです。 整理で、製造現場から不必要なものを取り除きます。 整頓で、残…続き