第24話 謙虚さと自信②
よりよい組織作りのために
謙虚になるためには、真実の姿を見つめることです。
真実の姿とは、「教育を施してくれた親・親戚・友人・先生に始まり、社会人になっての学びや、学びのチャンスをくれた方々のおかげで成長した、現在の自分」です。
努力できる人は、きっといろいろな人との出会いが糧(かて)になっていると思います。そのことを思い出して欲しいのです。
その真実を見つめる時、自然に感謝の気持ちがわいてくるはずです。
また、今まで努力したことや、頑張ってきた自分、頑張っている自分も、真実の姿です。
その真実を見つめる時、静かな自信がわきあがってくるはずです。
肩肘張らず、勝ち負けでなく、過剰でない、静かな自信がわいてくるはずです。
自然にわきでる感謝の気持ちと、静かな自信を、持続できるようになれば、謙虚になれます。
とは言っても、そう簡単には、謙虚にはなりきれないとは思います。
言ってることが矛盾していることは、分かっています。
しかし、「簡単に謙虚になれる」と言うのは、無責任なことと思いますので、素直にいいます。
「そう簡単には、謙虚にはなりきれません」
だからこそ、自然にわきでる感謝の気持ちと、静かな自信を、何度も何度も思いだし、持続できるようにしてください。
そうすると、真に自信があるため、自分と人を比べなくなります。
あなたをサポートしてくれる人が、たくさん現れます。
周りの人の言葉を素直に受け入れられるようになります。
同じことを聴いても、得られる情報や学びが大きくなります。
ぜひ、自然にわきでる感謝の気持ちと、静かな自信を、大切にしてください。
コラム「その他」で、大学時代の指導教官から得た学びと、私が感謝を忘れないためにおこなっている日課を載せます。
よろしければのぞいてみてください。