衛生管理コラム
第25話 組織改善のあり方
よりよい組織作りのために
他人に対する3つの思い込みを捨て、「自分はやれる」と意識して、日本人の良さを信じて、仕事することが大切です。
もう一つ心にとめておいて欲しいのは、「組織は、急には良くならない」ということです。
組織を改善する時、「組織が良くなるスイッチ」を探したくなる時があります。
しかし、組織が急に良くなることは希です。組織を良くするスイッチはありません。
あるのは、組織の向かっている方向と、雰囲気を変えるスイッチだけです。
組織の向かっている方向とは、組織が良い方向に向かっているのか、悪い方向に向かっているのかということです。
組織改革は、組織の進む方向を良い方向に変えるということです。
なので、焦らず、徐々におこなうことが大切です。
雰囲気とは、組織の方向を、決めている空気です。
雰囲気を変えるには、いろいろな人を巻き込み、形を整えていきます。
問題のある人がいて、それに反応する人がいて、よけいこじれてと、負の連鎖が起きている場合、問題のある人だけでなく、周りの人も巻き込まないと、うまくいきません。
皆が一生懸命にやっていて、行き違いが起こっている場合は、お互いの言い分を聴くと、共にうなずける場合がほとんどです。
間に入って話を聴くと、共にうなずけるのに、本人同士が直接話すと、お互いの気持ちが前に出て、もめるのです。
その様な時は、お互いの気持ちを理解して、話のできる雰囲気を作ることが大切です。
時間はかかりますが、雰囲気を変えたり、作ったりしながら、組織を良い方向に導いて行くことです。
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