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衛生管理コラム

第32話 仕組み作りのトレーニングを考える

よりよい組織作りのために

今日は、仕組み作りをトレーニングする時に、気をつけることを考えます。
大切なことは、目的をはっきりさせ、どんな仕組みが必要かを、従事者に考えてもらうことです。

仕組み作りは、自分で考えて始めて(徐々に)身につきます。
また、仕組みつくりをおこなう機会は、そう多いものではありません。
一回、一回のチャンスを大切にしてください。

まず、目的を伝えます。
そして、どんな仕組みが必要かを問い、考えてもらいます。
一人で考えてもらっても良いですし、プロジェクトを作ってもよいです。

担当者、プロジェクトメンバーが、仕組みつくりになれていなければ、
この「どんな仕組みが必要か」に時間をかけます。

考えがまとまったら、仕組みの目的を確認して、
必要と思われることを、順番に書き出してもらってください。
その後、担当者、プロジェクトメンバーと一緒に、想像力を最大限使い、
最初からシミュレーションしてください。

ラフな仕組みができたら、現場で、皆でシミュレーションしてください。

仕組みを作ったら、実際に何度か試して、抜けがないかを検証します。

リーダーとしては、「仕組み作りを依頼して終わり」としたいかも知れません。
しかし、仕組み作りは、慣れないとむつかしい作業です。
是非、丁寧に指導してあげてください。

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