衛生管理コラム
第33話 マニュアルの作り方(詳細版)
よりよい組織作りのために
仕組みのつくり方についてお話しして来ました。
第33話では、仕組みほど複雑ではありませんが、マニュアルの作り方についてお話します。
コラム「その他」第25話で、簡単にお話したものを詳しくお話します。
とても簡単です。
①もっとも上手い人に作業をやってもらい、それを横で、その通り記録します。
②終わった時点で、結果を確認(効果判定)します。
この時、微生物検査など、効果判定できるならばおこないます。
③効果判定結果が問題なければ、このやり方でマニュアルを作ります。
もし、効果判定の結果が問題あれば、作業内容を見直し、効果判定をおこないます。
効果判定結果が問題なければ、この新しい作業内容でマニュアルを作ります。
再び、効果判定の結果が問題あれば、もう一度作業内容を見直し、効果判定をおこないます。
これを、問題のない効果判定が出るまでおこないます。
④できたマニュアルを、第三者にやってもらいます。
第三者の人が、マニュアルを見て、迷わずできる様であれば完成です。
※やってもらうのは、一人だけでなく、何人かの人にお願いしてください。
マニュアルを見るだけでは、できない場合、分かりづらい部分を、分かりやすくしていきます。
この時、マニュアルを見て作業できなかった人に、どう変えたら分かりやすくなるか、意見を聞いてください。
第三者が、マニュアルを見てできるようになれば完成です。
以上が、マニュアルの作り方です。
マニュアルを作る時に、机に座り、紙と鉛筆を出す人がいますが、頭で考えても答えは出ません。
答えは、常に、難しくない形で、現場にあることを忘れないでください。
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