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衛生管理コラム

第34話 仕組みつくりは、なぜ敬遠されるか①

よりよい組織作りのために

仕組み作りの大切さをお話しました。
仕組み作りによって、全体が見渡せます。
対策を組む上で、仕組み作りは必要なことですが、なかなか取り組む人は少ないです。

仕組み作りが敬遠されるのには、2つ理由があると思います。
1つ目は、個別の対策を立てるより、大変に思う人が多いからです。

抜けなく、順序立てて、分かりやすく組み立てるのを、難しく感じるようです。
HACCPが素晴らしいのは、手順1から12までおこなうことによって、自然に食品安全管理の仕組みができあがることにあります。
HACCPの様な指針があれば、仕組み作りはやりやすいのですが、指針のない中で、仕組みを作るのは、慣れを必要とします。

解決するには、慣れるしかありません。
始めは大変ですが、身につけると、とても強い武器になります。
想像力とシミュレーション力をみがき、仕組みやルール作りに、気軽にチャレンジして、場数を踏んでください。

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