衛生管理コラム
第44話 仕組みを作り込むことを軽視された例
その他
仕組みを作り込むことには、細かな配慮を必要とします。
第44話では、昔勤めた会社で、仕組みの作り込みを軽視された例をお話しします。
ある商品を販売するのに、見込み客の名簿があったので、DM(ダイレクトメール)を出そうという話になりました。
当然、DMでどれだけの反応を取れるかが重要になります。
その商品の担当者から頼まれDMを作成し、内容確認のためできあがったものを担当者に送りました。
担当者が内容を確認し、一部修正されたため、「文章を読みやすいように、文字間隔を調整して、行の終わりを整えるからもう一度送ってほしい」と言いました。
すると、その担当者の一言、「もういいじゃないですか」。
文章を修正するのは私がやるので、担当者に手間はないのですが、どうやらメールで送るのも面倒だったようです。
それ以上口を出してもしょうがないので、そのままにしました。
担当者にとっては、DMで売り上げをあげることが目的でなく、DMを送ることが目的だったのでしょう。
意識が低い営業パーソンは、そのような感じです。
私がDMを送る時は、(営業内容にもよりますが)100軒以内ならDMを送る前に、開封して読んでもらうように電話して、DM到着後数日内に確認の電話をもう一度します。
「仕事はかけ算である」ことの大切さを知っているからです。
こまかな点まで作り込む例として、ご記憶いただけると嬉しいです。
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