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衛生管理コラム

第51話 昔、第三者の監査でおこった出来事

よりよい組織作りのために

第49話で「作り込まれた仕組みでは運用が楽になり、絞り込まれた仕組みでは、運用が大変になり、組織力が必要になる」とお話しました。

このことを監査の視点で見ると、絞り込まれた仕組みにおいては、対策に問題がないかを知るためには、正しく運用されているかどうかを確認しないといけません。
口頭だけでなく、絞り込まれた最小限の仕組みが完全かどうか、どれだけ従事者の教育がなされているか、どれくらい従事者が協力しているかを判断しないといけません。
これは、けっこう大変で、監査をおこなう人の洞察力に負うことになり、ある程度の知識を学ぶことはできても、最終的にはその人の経験や人間力が必要になってきます。

「作り込まれた仕組み」は見える対策、「絞り込まれた最小限の仕組み」は見えない対策となってしまう場合もあります。
現在のように、監査が一般的でなかった昔、なかなか「絞り込まれた仕組み」の運用度を判断できず、「作り込まれた仕組み」に頼り、ハードのチェックが主におこなわれた時代がありました。

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