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衛生管理コラム

第54話 検証能力について② あやふやな情報が拡散される理由

よりよい組織作りのために

誰もが情報発信できるようになった結果、ネットの情報は玉石混淆となってしまいました。
信憑性の低い情報発信が増えた原因として、以下のような可能性があります。

① 自らの経験から、感覚で判断したことを、検証せず載せる可能性がある。
② 一次資料(論文、記事、文献、それらが掲載されている雑誌、図書など資料そのもの)を読んで、間違った解釈で載せる可能性がある。
③ そもそも、うろ覚えの知識を記載する可能性がある
などなど、間違った、あるいはあやふやな情報が載る可能性があります。

さらに、一次資料はむつかしく、それらを読みやすくした文章が出たりします。
読む側としては、一次資料よりも、易しい文章の方が、頭(理解)に優しいため、それを読み、読むだけでなく拡散します。

その結果、まるで、一次資料が、だんだんと薄まり、薄い情報が拡散することになります。
薄いだけならまだ良いのですが、間違った情報が拡散されることもあります。

第55話では、検証の仕方(情報編)として、情報の取り方、検証の仕方をお話します。

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