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衛生管理コラム

第56話 検証能力について④ 情報発信力と得られるもの

よりよい組織作りのために

第53~55では、検証能力として、情報の取り方についてお話しました。
第56話では、検証しやすい情報発信の仕方について考えます。

「私は、情報発信なんかしない」と思われたかも知れません。
しかし、情報発信の機会は、意外と多くあります。
皆様の会社のホームページで情報発信するかも分かりませんし、会合で技術的情報発信をするかも分かりません。
広義には、人との意見交換、会話も情報発信となります。
この時、格式のある情報発信をおこなっていると、多くのメリットがあります。

最初に格式のある情報発信を考えます。
① 情報発信は、情報の元となった一次資料を示す。
② 常識となっていることも、できるだけ一次資料を出す。
※当たり前のように語られていることでも、オリジナルが分かればそれを出す。
③ 自分の考えを述べる場合でも、なぜそう考えたかという理由を述べる。
要は、第三者が、情報発信の根拠を、追えるようにします。

格式ある情報発信を続けていると、「信頼できる情報発信者」として認められて来ます。
そして、①確かな情報を持つ人、②学識経験を持つ人、③情報の価値を知る紳士な人などと見なされます。
結果、①確かな人とつきあえるようになる、②発信力(発言力)が高まる、③人脈が広がる様になります。
特に、あなたを「信頼できると人」と思った人が、いろいろな人を紹介してくれるようになり、世界が大きく広がります。

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