衛生管理コラム
第62話 HACCPが改訂された?④ ハザードはより具体的にすべき①
ペストマネジメント
「食品衛生の一般原則およびHACCP付属文書」の改訂では、ハザードはより具体的にすべき(例 金属片だけでなく、切断後の壊れたブレード由来の金属異物の混入のように、汚染源や発生理由も記述する)とあります。
これは、異物管理において、とても大切なことです。
HACCPでは、硬質異物といえば金属性異物が注目され、金属探知機に注目が集まります。
しかし、金属探知機は、全ての硬質異物を感知できるわけではありませんし、あくまでも最終手段です。
金属探知機があることで、金属探知機では検出されない硬質異物の管理がおろそかになったり、従事者の心に安心感が生まれたりしてしまうことが怖いです。
HACCPでは、ハザードだけに眼がいってしまいますが、一般異物も混入すると大きな問題になります。
一般的衛生管理の「設備及び機械器具の保守点検及び衛生管理」の仕組みを作ってください。
金属探知機で検知される金属だけでなく硬質異物全般、硬質異物だけでなくビニールやナイロン等の異物全般が混入しない仕組みを作ってください。
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