衛生管理コラム
第11話 レコードの録音域にみる「作り込み」
マネジメントのヒント
先日、クラシック愛好家で知られる、作家の百田尚樹氏が面白い話をしていました。
CDでは、人の可聴域(聴くことができる音域)だけを録音しているのですが、
レコードは、不可聴域までも広く録音しているそうです。
百田氏は、可聴域だけを録音して、音の劣化がないCDが世に出た時、
「なんと合理的だ」と思ったそうです。
しかし、ある程度の年齢になると、レコードの良さを認識してきたそうです。
そういえば、この数年、若い人の中でレコードが流行っています。
レコード盤に針を置いた時に針が拾う雑音や、永遠ではない音への想い、情緒的魅力ばかり眼がいっていました。
不可聴域までもの録音、例え耳に聴こえなくても、五感に訴えるものがきっとあると思います。
いつもお話ししている、「仕組みを作り込む」に通じる様に思えます。
久しぶりに、落ち着いてレコードを聴きたい気分になりました。
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