衛生管理コラム
第15話 リーダーが職場の雰囲気に流されないために
マネジメントのヒント
前話で「リーダーが意識して従事者を見ないと、職場の雰囲気で従事者を決めてしまうかも知れない」とお話ししました。
それでは、意識して従事者を見るには、どうしたら良いでしょうか?
まずは、従事者の価値観を意識することです。
コラム「よりよい組織づくりのため」でお話ししましたように、価値観は人の行動に大きく影響します。
従事者の行動を批判する前に、どうしてこのような行動をとるのかを見るようにします。
次に、従事者の行動自体を見ることです。
職場にはたくさんのルールがあります。
そのルールを、各従事者がどのくらい守っているのかを、リーダー自身の目で確認することです。
最後に、他の従事者の意見に、深く耳を貸さないことです。
職場では、いろいろなうわさが流れることもあります。
中には告げ口的な意見もあるかも知れません。
言ってきた人に耳を傾けることは大切です。※そうしないと情報が入りにくくなるからです。
ただ、そのうわさや告げ口を、うのみにせず、一つの情報として扱い、公平な目で従事者を見ることです。
偏見なく従事者自身の姿を見ることです。
大変ではありますが、これらのことをおこなうことによって、職場の雰囲気に流されず、
従事者のありのままを見ることができ、良いマネジメントに近づくと思われます。
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