衛生管理コラム
第82話 HACCP/FSMS対応ペストマネジメントにおける工場チェック⑥ 局所的(内部)発生性昆虫類対策②
ペストマネジメント
局所的(内部)発生性昆虫類対策ができているかどうか見抜くポイントの続きです。
まず、清掃道具の管理についてお話しします。
もっとも大切なことは、整理整頓ができているかです。
ほうきやモップ、チリトリなど、個数が分かるように置きます。
ウエットな場所の場合では、清掃道具を乾燥させる必要があります。
掃除道具は、風が通るように、すきまをあけておく必要があります。
ほうきは、刷毛の部分が曲がらないように、吊るすようにします。
モップであれば、先は取り外して、乾燥しやすいようにします。
掃除道具の取り換え基準が決まっており、分かりやすく示されており、守られています。
次は、清掃のしやすさです。
倉庫では、荷物と壁の間が掃除できるようにすきまをあけます。
荷物は台などの上に置き、下が清掃しやすいようにします。
荷物と荷物の間は、清掃できるようにすきまをあけます。
すきまをあけるスペースがない時は、荷物を動かしやすいようにします。
機械の下も、清掃しやすいように、できるだけあけておくのが理想です。
排水溝がある場所では、排水溝の蓋は開けられるようにします。
工場の調査では、自分が清掃するつもりで、シミレーションしてみてください。
きっちり清掃がおこなわれている現場では、違和感なく清掃できます。
清掃ができていない現場では、「あれ?」と思うことがあるはずです。
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