コロナ禍の影響で、オンライン授業が一般的になりました。対面だからこそ感じ取れる、その場の雰囲気が失われ、深く学ぶ機会を無くすことは残念なことです。将来、話を最後まで聴く集中力に欠ける世代が表れるかも知れません。
異物混入防止の仕組み作りについて、硬質異物全般を例に考えます。製造ライン(工程)を確認し、硬質異物が発生する可能性がある場所について、劣化状況を監視するようにします。劣化するものに対しては、交換基準・期間を決め、破損する前に早めに交換するようにします。
コロナ禍の影響で当たり前になったオンライン授業の方が、「倍速で聞けるので、時間が有効に使える」との理由から、対面授業より良いと考える学生も多いそうです。 対面で聴いてもむつかしい大学の授業、講義を倍速で聞いてどれだけ頭に入ってくるのか疑問です。
「食品衛生の一般原則およびHACCP付属文書」の改訂で、ハザードはより具体的にすべき(例 金属片だけでなく、切断後の壊れたブレード由来の金属異物の混入のように、汚染源や発生理由も記述する)となりました。HACCPでは硬質異物といえば金属性異物が注目されますが、一般的衛生管理の「設備及び機械…続き
自分ではできないことを他の人がおこなった時、「なぜ私はできないのだろうか?」と「なぜ彼はできるのだろうか?」と問いかけるのでは、求める答えは大きく違います。脳を活性化させるためには、できるだけ前向きに、そして具体的に質問することです。
「食品衛生の一般原則およびHACCP付属文書」の改訂では、GHP(適正衛生規範)は全て必要としながら、「より厳密な注意が必要なGHPを特定し、厳しく管理する」ことと記載されました。CCPとGHPだけでなく、より注意が必要なGHPが加わり、食品安全マネジメントに近づいた印象を持ちました。
急いで読んだ本を後で読み返すと、内容の半分も覚えていないことがあります。読み直してみて「こんな気持ちだったのか」とか、「この言葉は辛いな」とか、改めて感じることが多いです。本は読み返すことができますが、人は会えなくなってしまうこともあります。本も人も、意識して接する、このことが大切です。
「食品衛生の一般原則およびHACCP付属文書」の改訂では、ハザード分析の重要性が改めて述べられました。HACCPの優れた点は、自らの現場に合わせ食品安全管理の仕組みをつくることです。自分自身でフローチャートを作り、ハザード分析をおこない、実際の現場で確認することが大切です。
読解力と対をなすのが文章力です。本日は雑談として、昔いた外資系で聞いた「読解力や、集中力、持続力、理解力、思考力はあるのに、文章力だけがなかった人」の話をします。
2020年のコーデックス総会で改定された「食品衛生の一般原則(CAC/RCP 1-1969)およびHACCP付属文書」について、いくつか気になった点をお話ししていきます。