従業員勉強会で、「製品への愛着」は芽生えても、一日では、「製品への愛着」は定着しません。「製品への愛着」を定着させるためには、日々、「製品への愛着」をもって従事する、後ろ姿を見せる必要があります。
日本人の持つ先祖・先代・先輩への尊敬や想いと、共感力で、従事者に「製品への愛着」を育てることはできます。外国人の多い職場でも、まずは日本人の間に「製品への愛着」を育て、皆で行動すれば、外国人の方にもその思いは伝わっていくはずです。
従事者教育で大切なことの続きです。現場の写真を使う時は、駄目なことの指摘でなく、なぜそうなるのか?どのようにしたらやりやすいのかに焦点を当て、前向きに提案します。勉強会が終わった後も、持ち場のリーダーによって現場で復習し、勉強内容が定着するようにします。
「製品への愛着」を持ってもらうための従事者教育では、もっとも製品に愛着を持っている人が話すようにします。間を置きながら、従事者の目を見て、時には従事者に質問しながら、語ってください。
安倍元総理の追悼番組の中で、安倍元総理の「日本らしい対策で、コロナを乗り越えましょう」という言葉が心に残りました。 日本人には、元々高い衛生意識(手洗いやうがいの習慣)を持っています。マスクが大切と分かれば、皆でマスク着用に取り組む、という共同体としての力があります。 国として…続き
食品安全管理では、従事者の協力/やる気が欠かせません。従事者への勉強会も「ありきたりの教育」ではなく、従事者に「作業を自分のことと受け止めてもらう」ように、教育しないといけません。第41話と第42話では、従事者教育で大切なことをお話しします。
「ルールを守る心を育てる」ためには、「製品への愛着」を持ってもらうことが大切です。従事者の「製品への愛着」を育てるために、伝えるべきものを考えます。
ルールを守るようにいう前に、ルールを守る心を育てることが大切です。ルールを守る心とは「製品を大切に思う心(製品への愛着)」です。 第36話では安倍元総理が日本を希望の持てる国にするために、「日本を大切に思う心を育てよう」とした話をさせていただきます。
対策を立てる時に気をつけたい2つ目として、「対策の目的を見失わないこと」についてお話しました。対策の目的は、製品への(虫の)混入を無くすことです。全ての問題を解決することが目的ではありません。 それぞれの対策を完璧にしようと、こだわる必要はありません。対策の目的をはっきりさせ、その目…続き