小さな前室を作ってしまった場合は、両方のシートシャッターを開放にして作業するのでなく、片方のシートシャッターで開閉管理します。どちらかのシートシャッターが必ず閉まっている状態には及びませんが、両方が開放になるよりは、侵入してくる虫を減らすことができます。
教育のデジタル化で、学校の先生も、授業以外にやることが多く、長時間労働になっています。大切な「人」を育てないといけない学校なのに、「先生が生徒と向き合う時間」が減っています。教育の本質は「生徒一人一人に向き合い、成長を助ける」ことなのに、デジタル化によって形だけ整えられ、本質が忘れ去られています。
前室の機能を考えずに、ただ二重構造にすれば良いと考えた前室を見かけますが、前室には、荷物の量にあわせて、十分な広さが必要です。入荷場/出荷場として、一度に出し入れする荷物が全部置けることが理想です。
教育のデジタル化が進んでいます。成長期には、身体だけでなく、自由に発想し、感性を身につけ、自分らしさも育ちます。それには、子供たちを大切に思い、手をかけることが必要です。決して、デジタル化した一元的教育だけで、できるものではありません。
工場チェックのポイントとして、前室についてお話しする2話目です。侵入性昆虫類対策の基本は前室です。前室で、侵入防止、早期捕獲をおこなうことによって、施設に虫が入らないようにします。前室の防虫に関する機能で大切なことは、前室内は防虫灯を使用すること、適切な位置に捕虫器を設置することです。
世の中、デジタル化に向かっていますが、デジタルでは、今あるものを効率化できても、発想を豊かにして新しいものを作ったり、ものごとを解決したりはできない気がします。脳には「使い方」があります。一度デジタルから離れ、脳を解放してみてください。
食品工場の防虫対策は、侵入性昆虫類対策と内部(局所的)発生性昆虫類対策に分かれます。侵入性昆虫類対策の基本は前室です。今回は求められる前室のあり方について考察します。
人は気にしてもらっていると思うことで、力を発揮します。「鬼滅の刃」の物語から、「スタッフの名前を覚え、一人の人間としてきちんと見る」ことの大切さをお話しします。
工場チェックでは、仕組みが作られているか、正しく運用されているかを見ます。見ただけで判断することは難しいですが、多くの工場を見るうちに、仕組みが不十分ですと違和感を感じるようになりました。これからの数話でお話ししていきます。
人は「自分のことに興味を持ってくれている」と思うと、うれしくなりその人に好意を持ちます。自分に興味を持ってくれているリーダーの下では、ルールを守ろうとする気持ちも生まれます。リーダーの方は「従事者に興味を持つ」、常日頃から心がけてください。