食品用タンク(サイロ・貯蔵瓶)清掃
徹底した管理でお客様の信頼にお応えします。
HACCP/FSMS対応 食品用タンク(サイロ・貯蔵瓶)清掃
お客様からのご要望で始めたタンク清掃ですが、今では年間100本以上実施する様になりました。
お客様に安心していただくために
1)異物混入対策
①忘れ物がないことの確認
作業前後の道具チェック:持ち込んだ道具を、全て持ち帰っているか、作業前後でチェックします。
②使用機材管理
使用する器具は、全て選定資器材評価表を作り、取り換え基準を決めて、管理しています。
手バケ、棒ハケ、無塵衣などは、作業の度に劣化を確認し、劣化がなくても、期限が来たら交換するようにしています。
2)タンク下機械清掃
タンク下の機器清掃は、虫の発生を防ぐうえでとても重要です。清掃中に隣の機器が作動することもあります。清掃する機器の構造・特徴を十分に把握して、事故を未然に防ぎながら、隅々まで清掃します。
弊社は日頃より、工場内清掃で虫の発生を予防しております。虫に詳しいスタッフが清掃することで、虫の発生の可能性を察知することもあります。
3)タンクの総合点検と報告書作成
タンク清掃の目的は①粉及び付着物の除去、②虫の駆除及び発生の防止、③タンク内異常の点検です。
作業時は、丁寧に清掃すると同時に、虫の発生・発生痕跡やタンク内の異常等を忘れずに点検し、問題があればその場でお伝えするのと同時に、写真撮影をおこない、報告書に記載します。報告書は、より分かりやすい様に、図面を入れて、問題箇所の位置を示します。
また、虫の発生・発生痕跡やタンク内の異常等があれば写真を撮って、分かりやすい様に図面で示します。
4)安全管理
タンク清掃は、ロープ高所作業になります。
平成28年に、ロープで労働者の身体を保持しておこなう「ロープ高所作業」について、労働安全衛生規則及び安全衛生特別教育規程が改正されました。
ライフラインの設置、十分な強度を有し損傷や変形等のないロープ等の使用、堅固な支持物への緊結やロープの切断を防止するための措置の実施、安全帯の使用等の基本的な安全措置等が義務付けられ、ロープ高所作業従事者への特別教育も必要になりました。本施行に合わせ、ロープアクセス技術を導入しました。
インストラクター有資格者が、安全衛生特別教育、実技トレーニング、定期的ロープレスキュートレーニングをおこなっています。安全衛生特別教育は、知識共有の意味もあり、タンク清掃実施者だけでなく、全社員におこないます。
学科教育と実技教育、定期ロープレスキュートレーニングの実施
使用機材管理
安全管理において、身を任せる使用機材管理は欠かせません。使用する器具は、全て選定資器材評価表を作り、取り換え基準を決めて、管理しています。タンク清掃使用後の点検に加え、定期的劣化点検、さらには顕著な劣化がなくても決められた使用期間を超えたものは交換する様にしております。
事前調査
事前に作業場所におもむき、安全にロープアクセスをおこなうための調査をおこないます。